セカンドオピニオンの病院探し2
左肩から胸、脇にかけてじんじんする。
ワクチンの副作用だ、きっと。
でもいまのわたしには胸からのSOSにも思える。
早く手術してあげたい。
いろいろな乳がん体験記を読んでいて思うのだが、
ほとんどの皆さん、周りに支えてくれる人がいる。
具体的には、夫、彼氏、パートナーなど。
もちろんお子さんがいる人も多い。
わたしは。
誰もいない。
幸い離れた地元に親と姉がいるので、
家族には相談できるのだけど。
改めて孤独を思い知らされているようで、
精神的にそちらのつらさがじわじわきている。
考えたら押しつぶされそうだから、考えないように、
無心になって体験記を読み漁り、病院を探す。
東大卒電通勤務バリキャリの方の体験記を読む。
自分との社会的立場のあまりの違いに慄きつつ。
濃厚で読み応えがある。
北風祐子「乳がんという『転機』」
#4に、がんサバイバーからの言葉として、次の3つが挙げられていた。
「(1)人間は死亡率100%だ。
(2)常に最悪の事態を考えるようにしろ。そうすると、それよりマシだったときにホッとする。
(3)気をしっかり持って。」
また、上記の連載のなかで、医者の友人から聞いた信用できる病院として某病院の実名が挙げられていたので、よっしゃセカンドオピニオンはここで受けようと思ったけれど、1時間44,000円の設定しかなく、ちょっと悩む。
がん専門病院系は、どこも予算オーバー。
でも都立K病院ならがんに特化していながら予算内でいけそうである。
ただ、いまはコロナ対策に注力して一般診療は縮小中らしい。
築地のS病院は入院時の個室差額ベッド代が心配。
港区のT病院は亡くなった元アナウンサーの方の最初の誤診をした病院だそうで…張本人の医者は別病院に異動してもういないらしいが、心情的にはやはりちょっと敬遠したくなる。
ていうか30分22,000円以内で都心に近ければもうどこでもいいんじゃないの?という気になって、もう逆にふりだしに戻った感。
そもそも今後を決める大事な決断のためのセカンドオピニオンに、お金をけちってる場合か?
口コミも大事よねと思いながらネットで探しても、実病院名挙げてのセカンドオピニオンの体験記ってあんまりないんですよね。。。
なんか調べるのにも考えるのにも疲れて、とりあえず今日のところは都立K病院が第一候補。
会社からメールでインフルエンザ予防接種の案内がきていた。
昨日コロナのワクチン受けたばっかだし。
いつ手術するかも分からないし。
コロナで予防接種の予約者数が制限されていて、確実に出社して受けられる人限定なので、今年は受けられないなぁ。
あと、一昨日投函したばっかりの限度額適用認定証が早くも届いた。
カードになる前の、昔の保険証みたい。
早いことはいいことだ。