新宿は豪雨|乳がんのリアルタイム記録

38歳•独身•ひとり暮らし、非浸潤性乳管がん。乳がん初心者の右往左往の記録。

セカンドオピニオンの病院決める

2021/10/7(木)

 

ワクチンの痛みはだいぶ引いて、左腕を下にして寝ることもできるようになった。
でも左胸はいまだにズンズンドクドクしている。
左胸が「早く!」と叫んでいる気がする。
今日こそセカンドオピニオンの病院を決めなければ。

と思いながらもまた闘病記を読んでいる。


「元気になるシカ! アラフォーひとり暮らし、告知されました」
藤河るり / メディアファクトリー

漫画家のがん体験記コミックエッセイ。
この方は卵巣がんなので病気は違うんだけど、アラフォーひとり暮らしという立場が同じなので、心境の面で参考になることが多かった。
だって体験記を書かれている方は、ほとんどみんな夫、彼氏、パートナーがいるんだもん。アラフォー独身の体験記って意外と少ない。

 

「彼女失格   恋してるだとか、ガンだとか」
さや香 / 幻冬舎

かなりエネルギッシュで本音だだ漏れの闘病記。
治療のことかなり詳しく書いてあって参考になる。
でも自分にはこんなバイタリティはないなぁと思う。

この方は最初に診察を受けた大学病院があまりにもひどくて転院するのだけど、転院先のホスピタリティがとても良さそうなので、えーいもうわたしもその病院でセカンドオピニオンを取ったらいいんじゃないの!?

自分のなかで候補に入っていた病院だし、いまこの本を読んだのも何かの縁、決めちゃえ!
というわけで手術件数も多く温存率も高い、築地のS病院でセカンドオピニオンを聞くことを決意。
正直こんな立派な病院にわたしなんかが行ってもいいものか…と思ったけど(いままでほんと大きな病院に行ったことがないんです)、なんていうか、庶民がフェラーリ乗ろうとしてるみたいな。。。
でもセカンドオピニオンこそブランド病院を受けるチャンスだよね。
唯一の心配は、全室個室の病院なので、もし転院となったら差額ベッド代がやばそうなこと…。

しかしもうこれ以上迷ってもしょうがないので、さっさとセカンドオピニオン予約の電話。
そしたらずっと話し中で何度かけても全然繋がらず。
代表電話にかけてみるとすぐ繋がったので、そちらからセカンドオピニオン受付に繋げてもらう。
HPを見てうすうす気づいていたが、この病院は「先に診断書やデータを揃えてから申込」するらしい。
だからまず必要なものを揃えてくださいとのこと。
ちなみに申込から実施まではだいたい2週間以内にはできるだろうとのこと。

電話を切ってすぐ、今通っている病院に電話。
受付の人に「セカンドオピニオンを受けたいのでデータを揃えてください」で済んだ。
揃えるのに1週間ほどかかるとのこと。

そんなわけで今はデータ揃うの待ち。
今月中にはセカンドオピニオン聞けるかな?
こうやって病院を決めてしまえば後は流れに乗るのみ。
何をどうしようか迷ってる時間は必要だけれど、もったいない気もする。
考えが停滞している間は、他の作業もすべて心ここにあらずになってしまう。
わたしはだらだらしてしまう人間なので、胸の鈍痛に急かされてむしろよかったのかもしれない。