新宿は豪雨|乳がんのリアルタイム記録

38歳•独身•ひとり暮らし、非浸潤性乳管がん。乳がん初心者の右往左往の記録。

手術待ちの間に

手術を待っている間にぼんやりしているのも落ち着かないので(仕事してるけど)、
人生で初めて経膣エコーを受けてみた。
もう自分の体が信用できないので、治療が落ち着いたらがっつり人間ドックで全身チェックしたいなと思うけど、とりあえずはできるところから。
 
婦人科に関しては少し生理痛があるくらいで特に自覚症状はないし、お腹を押してみても特にしこりとかは感じないが、受けたことがないので受けてみようかと。
子宮頸がんは毎年受けてて今年も陰性だったんだけど、経膣エコーは今まで受ける機会がなかったのだった。
乳腺エコーみたいに皮膚の上からエコーするものかと思ってたら、膣から突っ込んで見るものとは、申し込んでから初めて知った。
 
カーテンで仕切られていたのでこちらから画面は見えなかったけど、検査開始5秒後くらいに「筋腫が2つありますね…あ、まだありますね…多発筋腫です」と言われてギョギョッ。
でもすぐ「定期的に検査を受けて、経過観察すれば大丈夫です」とのことでホッとした。
ものの5分もかからず検査が終わってびっくり。
詳しい結果は3-4週間後に郵送らしい。
たぶん何もないと信じてるけど、1ヶ月後はおそらく乳がんの病理検査の結果にビクビクしていると思うので、それが出て安心して(予定)から結果を見るかも。
 
 
あと、今のうちに「休暇前の挨拶」「検査結果の報告」「今後の見通し」など、会社の人宛に打つメールを下書きしてみる。
いずれ書かないといけない(面倒くさい)からいまのうちに、というのもあるけど、言霊とかあるかもしれないから、「予定通り4日で退院」「経過は良好で」「幸いにも転移はなく」とかとにかく一番良い結果を前提に書いている。
もちろん術後はどうなるかは分からないのだけどね。
この内容で送信できることを信じて!
 
 
あとは、コロナで延期になったライブが半年の時を経て開催されたのでそれを見に行ったり。
このチケットを取ったときはまさか自分ががんになるだなんて思いもよらなかったけど。
おそらく次に見るときはもう手術後なので、「がん細胞に聞かせてやるなんて今しかできないぜ!」と思いつつ。
 
友達とご飯を食べるのも、いつもより少し豪華なやつにして、ちょっと多めに食べたり。
家にいるとたまに食欲なくてちょっとしか食べなかったりするから、外食のときこそもりもりと。
病名を伝えている友達とは包み隠さず話せて楽である。
また術後に良い報告ができるといいな。