新宿は豪雨|乳がんのリアルタイム記録

38歳•独身•ひとり暮らし、非浸潤性乳管がん。乳がん初心者の右往左往の記録。

MRI検査再び

2021/11/1(月)
 
転院先にてMRIを受ける。
MRI自体は約2ヶ月ぶり2度目である。
前回別の施設で受けた検査結果を取り寄せたりする手間がかかるうえ、使える形のデータでもらえるか分からないということを考えると、こっちでもう一度受けた方が早いとのことで。
 
今回は約20分。
半分くらいたったら造影剤を流すというのは前回と同じ。
肘ではなくわりと手首寄りのところに造影剤を入れるための注射を刺されたせいか、結構痛かった。
 
胸の部分に穴の空いたベッドにうつ伏せで寝る。
顔はどちらを向いていてもいいとのことで、ぼんやり横を見つつ後退していく機械。
前回はヒーリングミュージックの流れるヘッドフォンを装着してくれたが、こちらの病院は使い捨ての耳栓支給。
音がうるさすぎて効果あるのかよく分からず、今回は純粋に機械の音を聞かざるをえなかったのだけど……これはもしやプリミティブな音楽なのでは!?
音楽となることを前提としない偶然性による音の連なり、まるでジョン•ケージのようだ!!
現代音楽か、それともノイズミュージック?
だとするとケヴィン•ドラム! メルツバウ!!
などと興奮しているうちに「造影剤を流します」との天の声が聞こえ、看護師さんがやってくるのかと思いきや自動でIN!
えっ、これどういう仕組み!?
ただの注射器に見えたけどめちゃくちゃハイテクじゃん!!
などと興奮しているうちに検査は終わった。
 
そういえば初めてバリウム検査を受けたときもまるでアトラクションじゃん!!などと内心興奮したなあ。
バリウムほどじゃないけど、MRIもそこそこアトラクションぽい。
なかなか受けられるものでもないから楽しんでしまった。
MRIミュージック、誰かやらないのかな。
もう既に誰かやってたりして。
 
今日は検査のみなのでそのまま精算して終了(前回の施設よりだいぶ安かった)。
 
そのまま帰ろうとしたけど、そういえば院内をちゃんと見たことないなと思って散策してみることにした。
売店に売ってるものをチェックしたり、レストランのメニューをチェックしたり。
掲示板には情報がたくさん。
「患者さん向け広報誌配布中」との貼り紙があり、せっかくなのでもらってみると、「女性患者のための連携体制」みたいな特集でさまざまな科の先生たちの座談会が載ってて、科の垣根を超えてのサポート体制とか語っててめっちゃためになった。
 
次回は3日後にエコーと診察。
いよいよ術式が決まる、はず。
 
◆今日かかったお金
MRI検査  8,680円